細密数値情報(10mメッシュ土地利用)

27-July-2001

 
国土地理院作成の10mメッシュ土地利用情報
 

MapExpert Ver 4.43a から(財)日本地図センター発行の細密数値情報(10mメッシュ土地利用)をアクセスできるようになりました。この地図DBを使うと、10mメッシュ単位での土地利用状況を色分け表示できます。分類できる項目は、山林、田、畑、造成地、空き地、工業用地、低層住宅、中高層住宅、商業用地、道路用地、公園・緑地、公共用地、河川、海、その他などです。

上記の例で示すように、土地利用用途によって塗潰す色を指定できます。

 

MapExpert での利用方法
 

MapExpert は、複数の異なる地図DBを重ねて表示できるので、ベクトル住宅地図の背景等に、10mメッシュ土地利用地図DBを表示することができます。過去の土地利用情報を利用することにより、どのように田畑が減少したとか、山林を切り開いて、住宅を建設したかなどが確認できるでしょう。

10mメッシュ地図DBデータは、国土地理院のフォーマットのままアクセスするため、MapExpert への地図DBの登録方法は非常に簡単です。

まず、細密数値地図情報のCD−ROMの \LUDATA フォルダより、すべての *.TDU ファイルをハードディスクの地図用フォルダ(例えば、C:\mapex32\mapdb\ludata1)にコピーします。

 続いて、その地図DBフォルダの中に、mapbase.def ファイルと、mapdb2.fmt ファイルを作成します。これらはテキストファイルなので、notepad (メモ帳)等で編集してください。

 mapbase.def ファイルに次のように設定します。

MapName="細密数値情報1994年(10mメッシュ土地利用)"

MapType="MESH10"

MapSystem=9

ExtName=TDU

FileHeader=S5

ここで、首都圏版の場合はMapSystem=9 を、中部圏版の場合はMapSystem=7 を、近畿圏の場合はMapSystem=6 を指定してください。また、FileHeader=S5 は、発行年度によって、また地域によってデータファイルの名前が違うため、例えば、S5_0124.TDU というようなファイル名の場合は、S5 を設定してください。

Mapdb2.FMT ファイルに次のように設定します。

[MapDB Format]

Ver=3

Name="細密数値情報10mメッシュ",200106

L[1]=Z,"細密数値情報(10mメッシュ)

 

発売地域

この地図DBは、首都圏、中部圏、近畿圏について、1974年、1979年、1984年、1989年、1994年分が別々の製品として提供されています。データの入手は、(財)日本地図センターのホームページを参照してください。 

 

27-July-2001, Copyright (C) 2001, MetaWare Research

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